可愛いスズメを庭に呼びたい!すずめを庭に呼ぶ方法

野鳥

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こんにちは!すずめ茶です。

日本中であちこち見かける「すずめ」ですが、近づいてよく見てみると、とても可愛らしい顔つきをしていることに気づきます。

「すずめ」を家の庭に呼びたい、そんな方に向けた記事を書きました。

野鳥好きの筆者が、わかりやすくご紹介します。

合わせてすずめの生態も紹介するよ!

「すずめは普段どこで寝るの?」などの疑問も解決!

すずめ かわいい 呼ぶ

庭に遊びに来たすずめ

可愛いすずめを庭に呼ぶ方法

すずめが好きなエサをまく

すずめを呼ぶには、米(炊く前のもの)もしくは小鳥用のエサを庭に撒きましょう。

すずめは雑食のため、いろいろなものを口にします。しかし、食べてくれるからといって、どの餌を上げてもいいというわけではありません。

よくあるのが、炊いたお米を与えてしまう例。

鳥類は一度火を通した穀類を食べると、そのう炎」という粘膜に炎症を起こす病気になりやすいと言われています。

炊いたお米以外にも、パンやクッキー、茹でた麺類はすずめにとって危険な食べ物です。そのため、なるべく与えないようにしましょう。すずめが苦しんでしまいます。

「そのう(素嚢)」とは?
消化管 の一部分で、膨らんだ形状をしているうえに管壁が厚くなっており、 消化 に先立って食べたものを一時的に貯蔵しておくための 器官 である。
素嚢 – Wikipedia

米のほかには、イモムシや蛾などの小虫を喜んで食べます。特に、子育ての時期である4~5月あたりは栄養たっぷりの虫をよく食べます。
飛んでいる虫を空中でキャッチする、アクティブなすずめもいます。

たくさんの虫を食べてくれるので、虫嫌いな人にとってはありがたい鳥ですね(笑)

すずめ以外の小鳥も呼びたい!!

という方は、「米」ではなく「野鳥用の餌」をあげてみましょう^^

シジュウカラなども来て素敵なお庭になるかも♪

「エサ台」を置く

手作りのものでも、ホームセンターやネットで購入したものでもOKです。

いろろなタイプがありますが、筆者は地面(土)にさすタイプを手作りしました。

エサ台の高さは、地面から1.2m~1.5mくらいがおすすめ。

このくらいの高さがあれば、天敵である猫に襲われる可能性も低くなります。

ヒナも元気いっぱいに、エサ台で餌を食べています。

吊るすタイプなら、地面の環境に左右されず気軽に設置できます。

や、物干し竿などに設置可能です。

おすすめはこちら!

エサが雨に濡れないタイプが衛生的にもGOODです。
ただ、エサのあたえすぎには注意してください!
エサを与えても生態系に影響がないという調査結果は一応でていますが、餌台のエサを食べる事だけ覚えてしまうと、厳しい自然環境でエサをとる技術を身に着けられない子が出てくるかも…。
食料の少なくなる冬だけ与えるなど、限度を守りながらスズメを見守りましょう!

スズメは警戒心が強いため、

エサ台を設置して1か月後くらいにやってきます^^

「水浴び場」をつくる

手軽にできるので、すずめ用の水浴び場を作ってあげましょう。

カラダについた汚れや寄生虫を落とすために、すずめは水浴びをします。

水浴び場に使う容器は、家にあるいらない容器で大丈夫です。筆者の家では、お土産でもらったクッキーの空き缶を使っています。

あまり深いと水浴びができないため、水深1~2cmほどにしましょう。面積は30cm×30cmもあれば十分です。

また、水浴び場は、水飲み場としても大活躍します。

「砂浴び場」をつくる

すずめは水浴び以外にも「砂浴び」をします。羽についた虫や寄生虫を取り払うために行います。砂の中に頭を突っ込み、穴を掘るように砂浴びをします。

どのように砂浴びをするのか知らない方は、下の動画を参考にしてください!

とってもかわいいですよ^^

引用:YouTube(スズメファンクラブ)

この動画のような砂を用意してみてはいかがでしょうか。

しかし、田舎の方だと畑がたくさんあり、どこでも砂浴びし放題なので、あまり効果はないかもしれません(-_-;)

すずめの生態を知る

エサの場所を仲間に伝える

すずめは、大量の餌を見つけると、鳴き声で仲間を呼ぶと言われています。

エサを撒きすぎると10匹以上やってくることもあるので、フンの被害にも合わないよう、エサを撒く際は量に気を付けましょう。

すずめはどこで寝るの?

すずめは、木の上で寝ます。

木の上で寝て落ちないの?という疑問を持つかもしれませんが、

面白いことに、すずめの足は細い枝につかまると自然と親指も曲がる仕組みになっています。

そのため、寝ていても木から落ちることはありません。

人間の近いところで暮らす鳥

すずめは人がいるところに巣を作る鳥です。

一般的に野鳥は森や林で巣を作ります。しかし、すずめは、建物や電信柱の隙間など、人工物へ巣を作ることが多いです。

その理由として、すずめの天敵であるタカやヘビが、人間の住むところに近づかないからと言われています。

ご近所トラブル

鳥はとにかくフンをたくさんします。

なぜなら、空を飛ぶ動物なので、体を軽くしたほうが効率がいいからです。すずめも同様で、飛び立つ前によくフンをします。

そのため、餌を撒けば撒くほど、フンが増えてしまうことを忘れてはいけません。鳥のフンが車についていたり、家の屋根に落とされたら嫌ですよね。

これはご近所トラブルになりやすい原因です。すずめに限らず、野鳥を庭に呼びたいと考えている人は、近所の家との距離感をきちんと考えてからにしましょう。

まとめ

今回は、すずめを庭に呼ぶ方法についてまとめました。

・炊く前の米をまく

・「エサ台」「水浴び場」「砂浴び場」をつくる

・与えすぎるとフンが増えるのでほどほどに

この3つのことを頭に入れて、今日からすずめを庭に呼ぶ準備をしてみてはいかがでしょうか?

癒されること間違いなしです^^

最後に、私の大好きな本を載せておきます^^

すずめが冬に太るのはなぜ?▶すずめが冬、太るのはなぜ?毛が膨らむことでこんなメリットがあった!【野鳥の豆知識】

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