女子目線で語る薪ストーブ生活。8年暮らして分かったコト、後悔したコト。

薪ストーブのある暮らし 動物・自然

※この記事にはプロモーションが含まれています。

薪ストーブがあることで、生活が楽しくなるのは間違いない。

だけど…

 

いつか後悔するかも…?

ちゃんと使いこなせるのかなぁ。

薪ストーブ導入を検討している方は、だれでも悩みます。

「そんな不安を解消するお手伝いをしたい」という想いから、この記事を書きました。


薪ストーブを導入して8年目の筆者が、ありのままの薪ストーブ生活を語っていきます。

いいところも、ちょっぴりイヤなところも、女性目線でリアルにお伝えします。

導入検討中の方はぜひ参考にしてみてください。


こんな人に読んでもらいたい!

・薪ストーブ導入をしようか悩んでいる方

・導入する際、気を付けるべきポイントを知りたい方

・女性目線での薪ストーブ生活を知りたい方

家族、家の周りの環境について

薪ストーブ生活をお伝えする前に、我が家の基本情報を書きます。

生活している様子や雰囲気を、少しでもイメージしやすくなれば幸いです。

 

【家族構成】▶父、母、子供二人

【周辺環境】▶家の周りは林、畑に囲まれている(自分の土地)

      ▶30秒歩けば住宅街

【設置場所】▶吹き抜けリビングに薪ストーブを設置
 

ざっとこんな感じです。家族全員、アウトドア好き。

薪ストーブのある生活 [良かったこと・後悔したこと]

ここからが本題。

薪ストーブの生活を初めて良かったこと、後悔したことをありまのままに書いていきます。

人によって薪ストーブとの暮らし方は様々です。こんな暮らしもあるんだなーという軽い気持ちで読んでいただければ幸いです。

【頻度】薪ストーブは夜しかつけない

基本的に、冬の日は毎日。けれど、夜しかつけません。昼間は、寒くても我慢することが多いです。

なぜなら、薪がもったいないから・・・。

我が家では、「木を伐採▶丸太にする▶薪割り」の工程を全部自分たちでやるので、薪調達の大変さを身にしみて感じています。なので、薪の無駄遣いはできません。

昼間から消費していれば、あっという間に薪棚が底をつきます。

 


昼間はエアコンを使いますが、ここで少し後悔ポイントが。

リビング(薪ストーブ設置場所)が吹き抜け空間であるため、エアコンをつけてもなかなか暖かくなりません。なぜなら、温かい空気が上に行ってしまうから…。

シーリグファン(天井に着いているプロペラ)で暖かい空気を上から下に送ったりもしますが、ほんの少ししか暖かくなりません。

筆者はかなりの冷え性であるため、冬には必ずしもやけができます。あまりの寒さに、銀色の湯たんぽが登場するくらい。(令和の時代に合わないけれど、これが一番効く)

 

煙突の熱を効率よく使えるから「薪ストーブを設置するなら吹き抜け」という風潮?がありますが、薪ストーブを使っていない時間のことも考えたほうがいいかなーと思います。吹き抜け×薪ストーブの空間はおしゃれで好きですが、ちょっぴり後悔したポイントでもあります。

【料理】薪ストーブ料理はたまに。焼きマシュマロはかなりの頻度。

薪ストーブで作れる料理は、無限にあると思います。あとは、本人のやる気次第!

レシピはYoutubeを参考にすることが多いです。

ピザを焼いたり、ぐつぐつスープを煮たり…。すっごく楽しいです。


けれど正直な話、隣にキッチンがあるので、薪ストーブ料理をする頻度は多くありません(ワンシーズン片手で数えられるくらい)。

頻度が多くないもう一つの理由は、ダッチオーブンやスキレットの手入れが面倒だから…。

キャンプ経験者ならきっと理解してくれるはず。地味に重くて、手間がかかりますよね。

 

料理ではなく、焼きマシュマロや、スルメイカを火あぶりするくらいのものなら、かなりの頻度でやっています。


 

料理とは言えないけれど、

お湯は毎日薪ストーブの上で沸かしているよ!


薪ストーブを使うと部屋が乾燥するので、お湯を沸かすことが加湿になったりもします。


【燃料】薪の調達は自分たちで。楽しいけど、めちゃくちゃ大変。

前々セッションでも少し触れましたが、我が家では木を倒すところから薪にするところまで全部やります。

筆者はチェンソーを扱えないので、脇役としてお手伝い。

具体的には、木がいい方向に倒れるよう、幹に巻き付けたワイヤーを引っ張る(ちょっと命がけ)、枝切り(地味だけど疲れる)、丸太運び(水分含んでいるやつは超重い)、薪割り(全身筋肉痛)、薪棚に薪を並べる(並べ終わった時は気持ちいい)などの仕事。

体力は使うし、汚れるし、油断すると命の危険もある。決して楽な作業ではないですが、嫌いではありません。

自然の中で思いっきり身体を動かすのってすごく気持ちがいいです。

だた、未経験者がいきなりすべてを始めるのは難しいかもしれません。普通に生活していたらやらないことばかりなので、ちょっぴり大変です。

そんな時は、薪割り体験のイベントや、アウトドア好きが集まるコミュニティに参加して何度か経験してみるのがいいかもしれません。薪ストーブ屋さんやログハウス屋さんにそのような集まりがよくあります。

アウトドア好きの人は優しく陽気な方が多いので、比較的参加しやすい雰囲気なのではないかなーと思います。


 

少し話が脱線しますが、この間ご近所さん(超インドア派の方)が、丸太運びのお手伝いに来てくれました。どうやらハマったようで次の日もお手伝いに来てくれたのは嬉しかったです(笑)

このような助け合いや、思いがけない出会いがあったりするが楽しいです。

 

【虫】女子なら気になるであろう虫。残念ながら出てきます。

虫問題は…どうしようもありません。

特に薪棚は温かいので、ときどきGが住み着いています。

我が家では、なるべく虫を家の中に持ち込まないよう、火をつけるギリギリまで、部屋の中に薪を持ち込まないようにしています。

それだけでもだいぶ変わるので、この方法をおすすめします。

あとは、使っていくうちにだんだん慣れます…。

こういう分厚い手袋をつけると、
ちょっとした虫ならへっちゃらになります
(手に皮の匂いが付かない、ファイヤーサイドがおすすめ)

【生活】薪ストーブの前に家族が集まる

薪ストーブは、ただ部屋を暖める器具ではありません。癒しや、家族との会話を生み出す場所を提供してくれる存在でもあります。

暖を求め、薪ストーブの前に家族が集まってくるので、導入してから自然と家族と話す時間が増えたな~と感じます。

薪ストーブを導入する前は目に見えるコストを気にしてしまいがちですが、薪ストーブはお金以上の価値をもたらしてくれると思っています。

女子目線での薪ストーブ生活 まとめ

・薪がもったいないので、火を灯すのは夜だけ。

吹き抜けは好きだけど、ちょっぴり後悔。冷え性にはつらい。

・本格的な薪ストーブ料理はあまり作らない。焼くだけのものならよくやる。

薪調達は想像以上にハード。でも自然が好きだから、嫌いじゃない。

虫はよく登場する。

・薪ストーブは家族を繋げるもの。会話が増える。

 

以上、女子から見た薪ストーブ生活についてでした。

ちょっと手間かかるなーと思うことはありますが、薪ストーブ生活はとても気に入っています

都会では味わえない、自然との暮らしはとっても楽しいです。この楽しさを一緒に味わえたら嬉しいです^^

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。この記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

 


 

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