警戒心の高い野良猫と仲良くなりたい。
でも、 餌付け は良くないイメージがあるからなるべく避けたい…。
そこで今回は、
エサを使わないで、
野良猫と仲良くなる方法を知りたい!
という方に向けて、 簡単にできる方法をご紹介します!
エサを使わないで警戒心の強い野良猫と仲良くなる方法4選
野良猫と目を合わせ、ゆっくりとまばたきをする
野良猫と出会ったら、
目を合わせて、ゆっくりとまばたきをしてみてください。
え?猫と目を合わせるのは良くないんじゃ…?
と思う方も多いと思います。
目じーっとを見つめる行為は、「猫にケンカを売っているようなものだ」という話は有名ですね。
ですが、「ゆっくりまばたきをする行為」は猫の警戒心を解き、安心感を与えることができるとされています。
猫と目が合ったら、
二秒目を開けて…二秒目をつぶって…二秒目を開けて…
を繰り返してみてください。
すると、猫も同じようにゆっくりとまばたきをするはずです。
これは猫が安心・信頼しているというサイン。
本来、ゆっくりとまばたきをする行為は猫同士で「敵ではないよ」などと表現するために行うのですが、最近の海外の研究結果(The role of cat eye narrowing movements in cat-human communication)で、ゆっくりとまばたきをするというコミュニケーション法が、人間と猫の間でも通用することが明らかになりました。
まばたきの速度をゆっくりにするだけで、猫にいい感情をもたらし、リラックスさせることができるのです。
とっても簡単な方法なので、野良猫と出会ったら是非試してみてください。
野良猫に対して「自分から近づかない」
猫まである程度の距離に来たら、その場で腰を下ろして、猫から近づいてくれるのをひたすら待ちます。
しゃがむことで、体を小さく見せることができます。
また、こちらから動くと高確率で逃げられてしまうので、待ち続けている間は、極力動かないようにしましょう。
どうしても動きたいときは、なるべくゆっくり。
速い動きをすると警戒心を強めてしまいます。
自分から近寄りたい気持ちを抑え、根気強く待ち続けましょう。
「匂い」に気をつける
猫の挨拶の一つに、においを嗅ぐという行為があります。
猫が近寄ってきたら、猫の鼻の前に手の甲を差し出し、
クンクンと匂いをかがせてあげてください。
その際に嫌な思いをさせないよう、
香水など、においの強いものはなるべくつけないようにしましょう。
猫の嗅覚は、人間よりはるかに優れているので、
人間がいい香りだと感じていても、猫はキツイ匂いだと感じるかもしれません。
注意したほうがよい香り
[柑橘系の香り]
この匂いは猫は嫌う匂いの一つと言われています。
なぜなら、柑橘系の香りの中にある酸っぱい匂いと、食べ物が腐った時に出る腐敗臭と照らし合わせてしまうからです。
食中毒にならないよう、猫は本能的にこういった酸っぱい匂いを嫌います。
爽快感があり、世間で好まれている香りですが、猫にとっては不快な匂いだということを覚えておきましょう。
ねこにおすすめな香りはやっぱり「またたび」
警戒心の強い猫でもつい反応してしまうのが、またたび。
猫にとってまたたびは、ストレス解消、食欲増進、老化防止などの役割があると言われています。
もちろん、与えすぎは良くないため、猫ちゃんの様子を見ながら少量づつ与えるようにしましょう。
おすすめはこちらの、「またたび玉」。
小粒タイプ。
野良猫の警戒モードが低そうなとき、1粒 手のひらに載せ、手をゆっくり近づけてみてください。
実際に与えている動画を見つけたので貼っておきます^^
1回やってみて、警戒心が解けなそうであれば、粒を目の前に置いてその場を離れてみましょう。
人生(ニャン生?)で1度もまたたびに触れたことがない野良猫もたくさんいると思うので、一度またたびはこういうものだよというのを教えてあげましょう。
繰り返していくうちに、またたびを理解し、自ら近寄ってくるはずです。
野良猫に「子猫の鳴き声」を聞かせる
これは野良猫がどうしても近寄ってくれないときの、最終手段です。
「子猫が鳴いている音声」を、野良猫に聞かせてみてください。
YouTubeで「子猫 鳴き声」と検索し、動画を流してみましょう。
(動画広告が大音量で流れないように注意してください。)
猫がびっくりしないように最初は音量を小さめにし、
だんだん上げるようにしてください。
音声を聞いた猫は、子猫はどこだ?と探し始め、
鳴き声の元であるこちらに近づいてきます。
スマホがあれば気軽にできるので、この記事を思い出したらぜひ挑戦してみてください。
どうして子猫の声に反応するのか?(推測)
猫は他の猫が生んだ子猫も育て上げるほど、母性本能がかなり強い動物です。
そのため、自分の生んだ子猫ではなくても、子猫の声に反応するのではないかと考えられます。
ただ、いい方を変えれば猫を騙している行為であるので、賛否両論の意見が出るかもしれません。
やりすぎりは注意しましょう。
仲良くなりやすい野良猫の特徴は?
・「大人の猫」より「子猫」
・「田舎の猫」より「都会の猫」
が懐きやすい傾向があります。
子猫は好奇心が旺盛なので、多少びくびくしながらも、近寄ってくれる子が多いです。
また、田舎の猫より、都会にいる猫のほうが人馴れしているので、警戒心を解くのにはあまり時間がかかりません。
逆に、仲良くなるのに一番苦労するのは、田舎によくいる「完全に野生化した大人の猫」です。
これらの猫は、人を見た瞬間逃げる子が多いので、
仲良くなるには、人間を見る機会を増やす必要があると思います。
まとめ:エサを使わないで野良猫と仲良くなる方法
今回ご紹介した、野良猫と仲良くなる方法は以下の4つです。
・ゆっくりとまばたきをする
・猫から近づいてくれるのを待つ
・においに気を付ける(またたびを与えてみる)
・子猫の鳴き声を聞かせる
今回は、気軽に実践できるものを集めてみました。
野良猫と出会った際には、これらの方法をぜひ試してみてください!
コメント
ブログ読ませていただきました。哺乳類のペット飼ったことなかったので、こういう心構えブログ助かります。楽しい〜今度、町でねこ様に会ったら試します。